環境省は,北海道旭川市で令和3年10月26日(火)にマガモ3羽の死亡個体が回収され,損傷の少ない1羽の簡易検査を実施したところ,A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た旨の報告があったこと,この報告を受け,回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し,野鳥の監視を強化することを2021/10/26に発表しました。
1.経緯
10月26日(火)
・ 北海道旭川市でマガモ3羽の死亡個体を回収
・ 2羽は損傷が激しく簡易検査が困難であったため、損傷の少ない1羽の簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認
・ 回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化 ※
※今後、北海道大学において高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子検査を実施予定ですが、検査結果の判明まで1週間程度かかる見込みです。
※現時点では、簡易検査により陽性が確認された段階であるため、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されたわけではありません。
※遺伝子検査の結果、低病原性鳥のウイルス確認や、未確定となることもあります。未確定となった場合はさらにウイルス分離検査が実施されます。
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