農研機構動物衛生研究部門は,香川県の養鶏場での今季初発の高病原性鳥インフルエンザ発生事例から分離されたH5N8亜型インフルエンザウイルスの病原性解析を行った研究成果をプレスリリースしました。鶏への静脈内接種試験および経鼻接種試験の結果,本ウイルスは,鶏に対して高い致死性を示すものの,死亡するまでの期間が長い傾向が認められたこと,本ウイルスによる高病原性鳥インフルエンザ発生の早期発見には,農場での鶏の死亡数の増加に十分な注意を払うことが必要であることが報告されました。
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https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/niah/137718.html