環境省は,2022/04/20に,北海道斜里町,大空町,釧路市の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性について(野鳥国内85,86,87例目)発表しました。
1. 経緯
■ハシブトガラス(野鳥国内85例目)について
4月8日(金)・北海道斜里町でハシブトガラス15羽の死亡個体を回収
4月9日(土)・このうち1羽の簡易検査を実施したところ,A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認
・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し,野鳥の監視を強化
4月18日(月)・鳥取大学において遺伝子検査を実施した結果,高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出
■オジロワシ(野鳥国内86例目)について
4月9日(土)・北海道大空町でオジロワシ1羽の死亡個体を回収
・簡易検査を実施したところ,A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認
・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し,野鳥の監視を強化
4月19日(火)・鳥取大学において遺伝子検査を実施した結果,高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出
■ハシブトガラス(野鳥国内87例目)について
4月12日(火)・北海道釧路市でハシブトガラス7羽の死亡個体を回収
・このうち3羽の簡易検査を実施したところ、1羽からA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認
・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し,野鳥の監視を強化
4月19日(火)・鳥取大学において遺伝子検査を実施した結果,高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出
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