ひな白痢菌に対する広宿主域・狭宿主域溶菌ファージを比較して評価した論文が発表されました。
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・資料名: Isolation and comparative characterization of broad and narrow-spectrum lytic bacteriophages infecting Salmonella enterica serovar Pullorum
・日本語タイトル: 「ひな白痢菌に感染する広宿主域・狭宿主域溶菌ファージの分離と比較特性評価」
・発表日: 2026年10月22日
・資料区分: 査読論文
・対象分野: サルモネラ、農場・孵卵場衛生
・新規性: 廃水からLP23、OP23を分離。LP23は複数のサルモネラ血清型、OP23はサルモネラに加えて病原性大腸菌O2:K1にも活性を示しました。2ファージ混合は細菌増殖を約94%、バイオフィルム形成量を約60%、既成バイオフィルムを最大約54%抑制しました。
・現場への意味: 孵卵場、育雛舎、排水系など、バイオフィルムが残存する環境への補助的制御手段になり得ます。ただし現時点では主としてin vitro成績で、消毒剤の代替として直ちに導入できる段階ではありません。実用化には,全ゲノムの安全性評価、耐性化の否定、鶏体・施設内試験の実施等が必要です。
